長野美術研究所・美大進学予備校
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よくある質問は?
Q1.【美術】って他の教科と違うカンジ・・ 勉強してホントに伸びるの?
伸びます。
【美大に行くために、研究所で学習する理由】
わたしたちは幼児期に、一番身近な「言語」を理解し始めます。
後に文字を憶え、単語の意味を知り、今では、それらを組み合わせて、文章を作ることもできます。これは、美術に関しても実は同じことです。例えば、デッサンが上達するということは、少しずつ文字を憶え、単語の意味を知り、それらを組み合わせて一枚の作品に仕上げるための「絵画言語」を学ぶことなのです。ですが、普段使い慣れた「言語」と違い、誰もが日常生活で自然に吸収できるほど、「絵画言語」は身の回りに溢れていません。そのため、多くの人は「絵画言語」に充分に触れられぬまま絵を描き、思うように描けないことを『才能がない』と考えてしまいがちです。けれど、
ひらがなを習い始めたばかりの子供が、バランスのとれた文字を書けないからといって、『才能がない』と、文字学習を辞めさせてしまうことはありませんね? また、今、こうして文章を読んでいるあなたを『文が読めるなんて、才能があるね!』と殊更に誉める人も、いないでしょう。つまり、その「言語」を憶えられる環境の中では、極く自然な事だからです。『才能がある・ない』といった評価は、人を楽しませたり・感動させる文章を書いたり、書けなかったりといった努力や結果に対して用いられるべきで、その習い始めや、学習前段階の人に対して用いられるべきではありません。美術に関しても、『才能がない』と決めてしまう前に、みなさんの多くが10歳以下の段階で学習したように、「絵画言語」を学べる環境に身を置くことが先決なのです。そしてそういった環境の中に身を置けば、間違いなく今現在の日常の中で拾い上げるよりも多くの「絵画言語」に出会い、吸収することが可能になります。想像してみて下さい。あなたの乳幼児期に、うまく言葉を使えないあなたに、『このコには才能がない』と誰もあなたに話しかけなかったとしたら、あなたは今のように、「コトバ」を理解できるようになったでしょうか?・・そう、何かを学ぶための環境はとても大切なのです。
あなたが【美術】を学ぶための望ましい環境を提供するのが美術研究所です。
Q2.どんな人が通ってるの?
高校1年生から浪人生、3年次編入試験受験者です。
毎年約70名ぐらいの受講生が通って います。
参考までに、2006年度の高校別常設講座受講生数をご覧下さい。
2006年度受講生・在籍/出身高等学校名
当研究所受講生人数
長野吉田高等学校
8名
屋代高等学校
4名
篠ノ井高等学校
8名
長野清泉女学院高等学校
5名
長野西高等学校
6名
長野日本大学高等学校
7名
須坂高等学校
4名
中野西高等学校
3名
長野東高等学校
1名
長野高等学校
3名
長野商業高等学校
2名
長野南高等学校
3名
文化女子大学付属高等学校
2名
野沢南高等学校
1名
飯山北高等学校
1名
中野実業高等学校
1名
佐久長聖高等学校
1名
上田高等学校
2名
上田染谷高等学校
4名
上田東高等学校
1名
上田西高等学校
1名
丸子実業高等学校
1名
野沢北高等学校
1名
大学検定
5名
長野工業高等専門学校(3年次編入志望)
2名
信州大学(3年次編入志望)
1名
外国の高校出身(留学生試験他)
2名
合計人数
80名
Q3.見学できる?
もちろんかまいません。
事前にお電話いただければ、いつでもお気軽にお越しいただけます。
進路相談だけでもかまいませんよ。地図
Q4.常設講座に入るかどうか迷ってます。何か試すことはできますか?
できます。
まずは、季節講座から始められてはどうですか?
受講を無料で受けられる春期講座や、夏・冬それぞれの長期休業を利用した季節講座からなら、一緒にスタートする初心者の方も多いので、安心ですヨ。また、一旦常設講座に申し込まれても、「なんか合わないナ」と感じたら、一週間以内に申し出ていただければ、申込金以外の授業料は、全額お返しいたします。あまり硬くならずに、まずは、見学に来てみて下さい。
Q5.遠くに住んでいて、学校が終わった後に夜間講座に通えません。通う方法はありますか?
あります。
松本・上田・飯山等、遠隔地から通っている受講生は、土日の【昼間実技複合コース】に通っていますヨ。
Q6.高校3年生です。部活の引退試合が終わるまで、こういう所に通えません。部活を引退してから美大受験のための実技勉強を始めるのでは、遅すぎますか?
いいえ。
もちろん、現段階での実技力や、伸び方の速度等、具体的にあなたの作品を見てみないと、「充分間に合う」とは言い切れませんが、実際のところ、成長速度は人それぞれです。
3年生の夏から始めて、秋には推薦入試に合格するコもいれば、1年生からやっていても、浪人するコはいます。ただ、いつから始めたにせよ、受験前になるとみんな揃って「もっと早くに始めればよかった〜」と言っていますから、早くに始めれば、余裕を持って学習できるという利点はあるでしょう。でも、打ち込める部活動があるという事は、あなたは今、貴重な体験をしているのだともいえます。体験の豊かさは、作品造りにもつながります。「引退試合までは、部活動!」と自分で決断したならば、その後の短期集中型の受験勉強やその結果の善し悪しに対しても、自分で責任を持つことができるのではないでしょうか?(ただし、自宅学習として、読書等をして下さい。下欄参照)
Q7.まだ受験生でないので、常設講座には入らずに、季節講座だけでつないでいきたいのですが、1年生から通っている人の事を考えると、比べてしまって不安です。何か自宅でできることはありますか?
あります。
そうですね、受験生でないということでしたら、まだ時間があります。是非、本を読んで下さい。本がダメなら映画を観て下さい。「おうちで絵を描きましょう」と言われると思いましたか?いいえ、本を見たり、読んだりしてほしいのです。突飛なことを言われているように感じるかもしれませんが、私達が、受験生の作品を観て、1番最初に気づくのはなんだと思いますか?・・実は、その人の読書量です。特に、読書量が少ない場合、99パーセンとの確立で、それを見抜くことができます。多くの文体・世界観・物語性に触れていない人の作品と、それが足りている人の作品では、最初から大きな開きが生まれるからです。そしてそれは、その後の成長速度にも比例してしまうのです。現在その問題にぶつかり、四苦八苦している受験生は大勢います。また、そこに理由の一端があると気づけずに、受験に失敗している受験生も多いでしょう。ここに通う受講生も、最初はこの関係性を信じていませんが、段々周りとの比較によって焦りを覚え、「センセイ、最近本読み始めたんだ。」と報告してくれるようになります。そうして、しばらくすると、バラバラな印象だった作品が少しづつ変化してくるから不思議です。受験間際に焦りながら読書をするよりも、今から習慣づけていく事の方が、ずっと楽ですし、自分のためにもなります。最近の統計で、読書は生活習慣に近く、「時間がないので今は読書はしない」と答えていた社会人の中で、定年退職後に、できた時間を読書に充てたと言う人は、極々少数である事が判ったそうです。つまり、習慣づいていないことは、時間に関係なくしがたいということです。ただし、読書が生活習慣に近いという事は、食べたら歯を磨くのと同じように、自分の心がけひとつでどうにでもなるということですから、今の内に習慣にしてしまいましょう。
変わり種質問
Q8.そちらに通っていると、関東方面を受けることを反対されると聞きました。ホントですか?
ウソです。
当研究所では、武蔵美・女子美・東京造形・桑沢デザイン研究所、東京工芸など、関東方面の美術大学・専門学校から、沢山の教授や入試課の方をお招きして、特別授業を開いています。
受験生のみなさんに、長野に居ながら、できるだけ多くの情報や知識に触れてもらおうというのが、当研究所の考えです。どこから流れ出した情報なのか・・大変に迷惑な話に、困惑しています。
当研究所の受講生が、各大学に授業見学に行けるのも、教授に会いに行けるよう入試課・広報課の方々が取計らって下さるのも、私共との信頼関係があるからこそです。
この類いの営業妨害に当たる
デタラメな情報には、惑わされないようご注意下さい。
Q9.美大に行くなら、学科は勉強しなくてもいいって聞きました。ホントですか?
ありえません。
その誤解から学科試験で美大受験に落ちる受験生が、全国には沢山います!
美大入試というと、実技力重視と思われがちですが、予めほぼ最低点が設定されている実技試験に比べ、正解率がそのまま点数化される学科試験は、実は美大入試の大きな落とし穴です。【実技2科目で300点満点・学科2科目で200点満点】などと聞くと、実技力重視なんだなと勘違いしやすいのですが、例えば、150点満点の実技テストの場合、普段特別に実技試験に向けて受験勉強をしていなくても、だいたい60点はとることができます。もちろんこの点数では受かりませんが、100点満点の学科テストの場合ですと、普段から勉強をしていない受験生では、この4割すらとることが難しいという事は、簡単に想像できるはずです。先ずは、目前の目標:定期試験などから確実に成果を上げられるよう、日常の学習方法の改善・予習復習の徹底を行うことが重要です。
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